ストーリー

第1話 あれが噂のマイトガイン

かつて東京湾と呼ばれた海上に建設された「ヌーベルトキオシティ」は鉄道王「旋風寺コンツェルン」が本拠を置く未来都市。だが、街にはロボットを使った凶悪な犯罪が増えており、ヌーベルトキオシティ警察だけでは対抗できない状態だった。そこへ颯爽と登場したのが噂のロボットヒーロー「マイトガイン」だった。正体不明のマイトガインは、実は旋風寺コンツェルンの若き総帥 旋風寺舞人が亡き父から引き継いだ「勇者特急計画」のロボットだった。舞人は秘書の松原いずみ、執事の青木桂一郎、そして親友の浜田満彦らに支えられ、自社の秘密工場で超AIを搭載した「心を持ったロボット」を次々と建造。莫大な資産を投じ、悪を一掃することを自らの使命としていた。
そんな舞人たちに今日も事件の報がはいる。有能な科学者ながら犯罪に手を染めるウォルフガングは、巨大ロボットでマブーシ発電所から電気を強奪しようとしていた。その影響で街全体が停電し、病院さえも被害にあってしまう。父の手術を見守っていた少女「吉永サリー」は電気の強奪をやめるよう頼もうと、単身現場に駆けつける。そこへ現れた舞人はサリーと運命的な出会いを果たす。

脚本:小山高生

絵コンテ:握乃手紗貴

演出:菱川直樹

キャラ作画監督:石田敦子

メカ作画監督:山根理宏